【初心者向け】仮想通貨取引を始めるその前に!基礎知識8点 

【初心者向け】仮想通貨取引を始めるその前に!基礎知識8点サムネ 取引方法

”仮想通貨取引をしたいが、何から始めていいかわからない”、

”仮想通貨がよくわからず取引するのが不安”、

そんな初心者の方向けに、仮想通貨の基礎知識を解説します。

実際に、通貨を選んで取引する際によく出会う単語です。

 

”私自身こんな内容を知っておけばよかった”と思う内容を、

イメージがつかめるように解説します。

 

 

 

 

 

 

本記事では、初心者の方が仮想通貨取引を始める前に、知っておくべき基礎知識8点を解説します

この記事を読むことで、仮想通貨の概要を理解でき、今後の取引を行うベースを作れます。

ミスを少なく、楽しんで仮想通貨ライフを送っていただくための入門編です。

 

本記事のまとめ

 

  • ブロックチェーン技術とは、【第3者なしに、みんなで、安全に、正しいと証明した分散台帳を作る技術】。各チェーンでトリレンマを改善する方法(レイヤー2等)が採用、検討されている。
  • ブロックチェーン作成:PoWは働いて(計算して)報酬獲得、PoSはたくさん保有して報酬獲得
  • 仮想通貨は、実体を持たない暗号化されたデジタル通貨
  • 様々なブロックチェーンがあり、その各チェーンの中には、基軸通貨と多数のDapps(チェーン内のアプリケーション)トークンが存在する
  • 仮想通貨取引所には種類がある(CexとDex、取引所と販売所)
  • 海外取引にはWallet(銀行口座みたいなもの)が必要になるケースが多い

 

 

 

 

【初心者向け】仮想通貨取引を始めるその前に!基礎知識8点

 

ビットコイン12

 

仮想通貨の基礎知識

 

仮想通貨に投資するうえで、自分が取引する通貨が、そのチェーンの、どんな技術を使った、どんな位置づけの、通貨なのか?を知ることは、非常に重要です

そのために、まずは、仮想通貨の基礎知識から解説します。

 

 

基礎知識1:ブロックチェーン技術とは

 

ブロックチェーンとは「分散台帳」と訳される、世界規模で分散されたネットワーク内に記録される帳簿。

大規模なP2Pネットワーク(サーバーなしの個人間ネットワーク)の参加者が取引の正しさを検証、承認する。

その取引データをブロックとして記録し、それをどんどん追加してチェーンのように連なったもの。

 

特徴

・銀行などの第3者が介在しない

・分散されている(一部のネットワークがだめになっても、ほかを使用できる。)

・暗号技術を使った高度なセキュリティ

・透明性:いつでもだれでもデータの正しさを検証できる。不正、改ざんできない。

 

例)【誰でも、いつでも、銀行などを使わず個人的に、安全かつ信頼できる方法で、送金できる技術】

 

イメージとしては、【みんながみんなで見張ってる、みんなで正しいと証明している。】でしょうか。

この技術は様々なことに利用でき、仮想通貨、NFTなどもこの技術を利用したものなのですね。

 

 

 

基礎知識2:仮想通貨(暗号資産、クリプト)とは

 

・実体を持たない暗号化されたデジタル通貨

・ブロックチェーン技術を使用

・国家による価値の保証はない

・世界で3000種以上の通貨が存在している

 

仮想通貨=ビットコイン ではなく、ほかにもアルトコイン(ビットコイン以外の通貨)が多数存在します。

以降、もう少し詳細を解説します。

 

 

基礎知識3:基軸通貨、Dapps

 

仮想通貨には、様々な技術によって確立された多数のブロックチェーンが存在します。

基軸通貨とはそのチェーンの中で、使用される通貨(トークン)です。

そして、チェーンの中には多数のDapps(分散型アプリケーション)があります。

Dappsは各自のトークンを使用していますが、基本的に手数料として基軸通貨が必要になります。

 

 

ややこしいですね。

私の勝手なイメージは下記。あくまでイメージです。

 

・ブロックチェーン:国(日本)

・基軸通貨:通貨(日本円)

・Dapps:会社 (楽天)

・Dappsの独自トークン:会社のポイント(楽天ポイント)

 

日本円はそのまま海外でも使えませんよね。

外貨交換所のような各ブロックチェーンをクロスさせる技術も出てきています

 

 

 

 

 

基礎知識4:レイヤー1とレイヤー2

 

ブロックチェーン技術は、”「スケーラビリティ」「分散性」「セキュリティ」の3つを同時に満たすことができない「トリレンマ」”があります

それを解決するのが、レイヤー2と呼ばれるシステムです。

 

・レイヤー1:「ブロックチェーン」

・レイヤー2:「ブロックチェーン以外のチェーン」

(ライトニングネットワーク、ライデンネットワーク、Plasma、サイドチェーンなどの技術)

 

「レイヤー2」とは、ブロックチェーン以外のオフチェーンでトランザクションを実行する技術です。

レイヤー1の外側で計算処理等を行い、その結果のみをブロックチェーンに戻して記録する。これで、レイヤー1の負荷を減らしながら高速処理を行います。

 

ややこしいので、またまた、勝手なイメージです。

 

レイヤー1:

みんなで(「分散性」)、安全に(「セキュリティ」)取引を証明できるけど、取引速度遅い(「スケーラビリティ」)。

なので、レイヤー2(子会社、提携会社みたいな)に計算を委託して、取引速度を上げよう。

 

ちなみに、どんな計算をしたのか見えないレイヤー2もあるので、その部分は不安ですね。

また、レイヤー2を持たないチェーン(Solana)もあります。

 

 

 

基礎知識5:POWとPOS

 

ブロックチェーン技術を実現するには、ネットワーク参加者でブロックチェーンを作成する必要があります

もちろん、その作成に協力した人は報酬がもえらます。

 

ブロックチェーン作成方法には、【PoW】、【PoS】の2種類があります。

それぞれ、その作成方法、報酬付与の考え方が異なります。

 

■PoW(Proof of Work)

PoWでは、マイニング(計算処理)して作ったブロックを参加者達で検証し、承認されればそのマイニングした人がブロックチェーンに繋いで、報酬を獲得

 

デメリット

・計算量の51%以上を占有できれば、ネットワークへの攻撃が可能。(ビットコイン取引量=計算量は膨大なので、そのような計算量をで攻撃することは現時点不可能と言われてます。)

・計算量と計算スピードが重要で、大量の高性能コンピュータが必要。そのエネルギー源として、大きな消費電力が必要となり、環境負荷があがると批判を受けている。

・取引にかかる時間が長い(スケーラビリティ問題):ビットコインは10分に1度のブロック形成

 

イメージ:【高性能PCで計算したマイナーが報酬もらえる。取引時間が長く、環境負荷も高い。】方法

 

■PoS(Proof of Stake)

保有している通貨の量に比例して、新たにブロックを生成・承認する権利、報酬を得られる。

 

PoWに比べて

・攻撃するためには、過半数のコインを保有する必要

(お金次第。マーケットキャップの小さなプロジェクトはリスク大きい。)

・消費電力が小さく(環境負荷小さい)、取引時間短い(スケーラビリティ向上)

・ステーキング(保有)が必要なので、流通量が低下する

 

イメージ:【コインをたくさん保有している人が報酬もらえる。PoWより使いやすい。】方法

 

 

 

 

取引に関する基礎知識

 

私クリホリの仮想通貨生活では、下記の4パターンで取引することがほとんどです。

国内取引所の取り扱い通貨の種類が少なく、私の場合、主に海外(下記ケース2,3)で取引してます。

 

下記は”取引したいものに行き着くための道順”のイメージです。

 

■ケース1:国内取引所(Cex)で扱っている通貨を購入したい!

ルート:国内取引所(Cex)

 

■ケース2:海外取引所(Cex)で扱っている通貨を購入したい!

ルート:国内取引所(Cex) ⇔ 海外取引所(Cex)

 

■ケース3:海外分散型取引所(Dex)で扱っている通貨を購入したい!

ルート:国内取引所(Cex) ⇔ 海外取引所(Cex)⇔ Wallet(メタマスク) ⇔ 海外分散型取引所(Dex)

 

■ケース4:NFTを購入したい!

ルート:国内取引所(Cex) ⇔ 海外取引所(Cex)⇔ Wallet(メタマスク) ⇔ NFTマーケットプレイス(OpenSea)

 

これらの取引に使用する”取引所”と”wallet”について、簡単に解説します。

 

 

 

 

 

基礎知識6:仮想通貨取引所 CexとDex

 

仮想通貨取引所は大きく分けて、2種類(CexとDex)があります。

まずは、自分の取引したい通貨がどこで扱われているか確認しましょう

 

 

 

■Cex: 「Centralized Exchange」:中央集権型の取引所

 

・国内Cex(流通しているコインの種類が少ない):コインチェック、ビットフライヤー等

 

下記で特徴紹介してます↓

 

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・海外Cex(流通しているコインの種類が非常に多い):バイナンス、バイビット等

 

下記で特徴紹介してます↓

 

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CexとDexの比較を下記にまとめました。

 

Cex: 
「Centralized Exchange」:
中央集権型の取引所
Dex:
「Decentralized Exchange」:
分散型取引所
管理、運営者中央組織スマートコントラクトと呼ばれるソフトウェア
資産管理者取引所ユーザー自身(秘密鍵管理)
取引手数料手数料が決まっている需給バランスにより手数料が変化
アカウントKYC(個人情報)認証仮想通貨ウォレット接続
その他規制当局への登録義務あり法規制が曖昧

 

 

 

Dexはスマートコントラクトと呼ばれるソフトウェアで運用がされている中央組織が管理・運営しない(分散型)取引所です。

スマートコントラクト(プログラム)が、取引所内にプールされている通貨の量をもとに、価格を瞬時に計算して取引ができます。

 

現時点(2022年10月時点)、海外取引所(CEX,DEXともに)は、金融庁に正式に認可されていません。ですので、現時点では積極的に使用をおすすめしません。

 

 

 

基礎知識7:取引所と販売所

 

さらに、仮想通貨取引所Cexの中には、「販売所」と「取引所」の2つが存在します。

手数料が大きく異なりますので、”自分が取引する場所がどちらなのか”しっかり認識して取引しましょう!

おすすめは、もちろん手数料の安い「取引所」での取引です。

 

「販売所」は、「販売所」が仕入れた通貨を「ユーザー」が購入します。
「取引所」は、「ユーザー」同士で売買をするところです。中間マージンがありません。

 

ですので、基本的には「取引所」の手数料が安くなることがほとんどです。

 

例)国内取引所(Cex)”コインチェック”のケース

①販売所:webサイト,スマホアプリで取引可能:取引手数料(スプレッド)高い

②取引所:webサイトのみ取引可能:取引手数料安い おすすめ!

 

 

 

基礎知識8:wallet(ウォレット)

 

ウォレットとは電子財布とも呼ばれ、自分が保有している仮想通貨を保管・管理する場所のことです。
現実世界でいうところの”銀行口座”をイメージするとわかりやすいかと思います。

海外取引所での取引をされる方は、基本的にホットウォレットの作成が必要になります。

 

■ウォレットの種類

 

大別種類特徴
ホットウォレット(オンライン管理)ウェブウォレットブラウザで使用できる
モバイルウォレットスマートフォンにインストール
デスクトップウォレットPCにソフトウェアをダウンロード
コールドウォレット(オフライン管理)ハードウェアウォレット専用のデバイスを使用
ペーパーウォレット紙に秘密鍵を印刷

 

 

 

 

 

 

【初心者向け】仮想通貨取引を始めるその前に!基礎知識8点 まとめ

 

本記事のまとめ

 

  • ブロックチェーン技術とは、第3者なしに、みんなで、安全に、正しいと証明した分散台帳を作る技術。各チェーンでトリレンマを改善する方法(レイヤー2等)が採用、検討されている。
  • ブロックチェーン作成:PoWは働いて(計算して)報酬獲得、PoSはたくさん保有して報酬獲得
  • 仮想通貨は、実体を持たない暗号化されたデジタル通貨
  • 様々なブロックチェーンがあり、そのチェーンの中には、基軸通貨と多数のDapps(チェーン内のアプリケーション)トークンが存在する
  • 仮想通貨取引所には種類がある(CexとDex、取引所と販売所)
  • 海外取引にはWallet(銀行口座みたいなもの)が必要になるケースが多い

 

初心者の方が仮想通貨取引を始める前に、しておくべき基礎知識8点を解説しました。

(あくまで、わかりやすくした概要なので、実際はもっと複雑で深い世界です。)

イメージがつかめた方は、実際の取引の際に”あ-これのことか”と理解が深まると思います。

 

 

私は、次世代の技術としてブロックチェーン技術の未来を強く信じています。

まだまだ成熟していない市場のため、成長速度が非常に速く、追いつけていないところがたくさんありますが、そこが面白いところ。

私も勉強し続けています。

 

もし知りたい内容、解説してほしい通貨などありましたら、お問い合わせください!

面白そうな内容であれば、勉強して記事作成します。

 

 

 

基礎知識を身につければ、さっそく仮想通貨取引をはじめましょう!!

最初のステップは国内取引所の口座開設です。よければ下記を参考にしてください。

 

 

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