”Dex(Defi)って何？”、”Uniswapの使い方がわからない”
そんな初心者の方向けに”Uniswapの使い方”について解説します。
本記事では、Uniswapとメタマスクを接続し、交換（スワップ）、流動性提供（プール）する方法を解説します。
この記事を読めば、Uniswapの使い方を理解し、スワップなどの取引が行えるようになります。
本記事のまとめ
- Dexは中央組織が管理・運営しない（分散型）取引所
- ユニスワップは最も有名なDexの一つで、イーサリアムチェーン。将来性は手数料次第か、、、
- スワップ、プールなどの取引が可能（手数料Eth準備を忘れずに！！）
- Dex上場の審査が甘く、中には”中身のない”通貨もある。一方で一攫千金のチャンスも。
Dex（DeFi）とは？
仮想通貨海外取引所の中には、「Cex」と「Dex」があります。
- Dex：「Decentralized Exchange」：分散型取引所 （PancakeSwap, Uniswap等）
- Cex: 「Centralized Exchange」：中央集権型の取引所 （バイナンス、バイビット等）
- 参考）DeFi：「Decentralized Finance」：分散型金融（というジャンル）
CexとDexの比較を下記にまとめました。
| Cex: 「Centralized Exchange」： 中央集権型の取引所 | Dex： 「Decentralized Exchange」： 分散型取引所 |
|
|---|---|---|
| 管理、運営者 | 中央組織 | スマートコントラクトと呼ばれるソフトウェア |
| 資産管理者 | 取引所 | ユーザー自身（秘密鍵管理） |
| 取引手数料 | 手数料が決まっている | 需給バランスにより手数料が変化 |
| アカウント | KYC（個人情報）認証 | 仮想通貨ウォレット接続 |
| その他 | 規制当局への登録義務あり | 法規制が曖昧 |
Dexはスマートコントラクトと呼ばれるソフトウェアで運用がされている中央組織が管理・運営しない（分散型）取引所です。
Uniswap（ユニスワップ）は、AMM（自動マーケットメーカー）に分類される取引所です。
スマートコントラクト（プログラム）が、取引所内にプールされている通貨の量をもとに、価格を瞬時に計算して取引ができます。
Cexと違い、第3者（中央管理者）が不要なので、手数料が安く、早い！イメージです。
Uniswap（ユニスワップ）とは？
ユニスワップは最も有名なDexの一つで、イーサリアムチェーンに属しています。
ライバルであるPancakeSwap（バイナンスチェーンのDex）と比較して、取引手数料が高い！
Uniswapでは基軸通貨のUni（ユニ）トークンが発行されています。
＊2022/10/11時点、時価総額ランキング：17位、トークン価格：6.43＄
2021年のバブル最高値価格は、なんと42ドル以上でした。
現在価格は約7分の1程度なので、お得に購入できるかもです。
ユニスワップ将来性予測：
- 手数料が高く、利用者が競合に流出してしまう可能性がある。
- ユニスワップでのみ取り扱える通貨の中に、魅力的なプロジェクトが誕生することに期待。
＊クロスチェーン（チェーン間の取引）が実現すれば、手数料の観点で競合に流出してしまう可能性あり。
将来性は手数料次第に思えます。
Uniswap（ユニスワップ）の使い方
準備
ユニスワップでは、メタマスクウォレットと接続し、その中にある通貨を使って取引を行います。
また、ETH（イーサリアム：イーサリアムチェーンの基軸通貨）で手数料を支払う必要があります。
ですので、メタマスク内に「使用したい仮想通貨」＋「手数料ETH」を準備します。
＊使用したい仮想通貨がユニスワップで使用できるか事前に確認しておきましょう。
■手数料ETHの準備手順
- 国内取引所：ETHを購入
- メタマスクに送金：ETH準備完了
＊他にもいろんな方法で準備できます。
例）”メタマスク中にある仮想通貨をバイナンスに送金” ⇒ ”ETHを購入して再度メタマスクに送金”
具体的な準備方法については、下記を参考にしてください
１．国内取引所コインチェック：ETHを購入
↓コインチェックの口座開設、日本円の入金方法
２．メタマスクに送金：ETH準備完了
↓メタマスクの作成方法
↓メタマスクへの送金方法
取引方法
準備が完了したので、次は取引方法を解説します。
取引は大きく下記２種類（手数料：ETHが必要です。）
①スワップ（交換）：通貨を交換する。
polygoneも利用できますが、ステーブルコインしか交換できないようです。
②プール（イールドファーミング）：２種類の通貨セットを預けて利回りをもらう。
預ける数量は金額ベースで1:1です。
＊簡単説明
通貨Aと通貨Bを取引する際に、ある程度プール（通貨が溜まって）がないと安定的に取引できない⇒２種類の通貨セットを預けてもらってプールを作る。⇒預けてくれた人には取引手数料の一部を提供する。
それでは、一つづ解説します。
上記の通り、事前にETH（通貨購入分＋手数料分）をメタマスクに準備しておきます。
①スワップ（交換）
①ユニスワップサイトに移動し、”Launch App”をクリック
②”スワップ”をクリックし、チェーンを選択（ここではEthereum）
③ウォレットに接続”をクリックし、メタマスクに接続。
④”トークンを選択”をクリック
⑤購入したい通貨のコントラクトアドレスを入力し、表示された通貨（ここではHEX）をクリック
⑥購入したい数量を入力し、”swap”をクリック
⑦メタマスク側が立ち上がるので、手数料などを確認して”確認”をクリック(手数料は変動します。)
以上で交換完了です。
参考）
・コントラクトアドレスは、Ethscan で調査して、コピーすることをおすすめします。
・初めて購入した通貨は、メタマスクに追加表示させる必要があります。
↓詳細は下記参照
②プール（イールドファーミング）
①ユニスワップサイトに移動し、”Launch App”をクリック
②”プール”をクリックし、チェーンを選択（ここではEthereum）
③ウォレットに接続”をクリックし、メタマスクに接続。
④”新しいポジション”をクリック
⑤”トークンを選択”をクリック
⑥購入したい通貨のコントラクトアドレスを入力し、表示された通貨（ここではHEX）をクリック
⑥購入したい数量を入力し、完了。（預ける数量は金額ベースで1:1となります。）
⑦メタマスク側が立ち上がるので、手数料などを確認して”確認”をクリック(手数料は変動します。)
以上でプール完了です。
（獲得した報酬は、上記②③④画像ページから回収できます。）
Uniswap(ユニスワップ)とは?【Dex使い方解説】 まとめ
本記事のまとめ
- Dexは中央組織が管理・運営しない（分散型）取引所
- ユニスワップは最も有名なDexの一つで、イーサリアムチェーン。将来性は手数料次第か、、、
- スワップ、プールなどの取引が可能（手数料Eth準備を忘れずに！！）
- Dex上場の審査が甘く、中には”中身のない”通貨もある。一方で一攫千金のチャンスも。
本記事を読んでいただくことで、”ユニスワップとは何か”、また”その利用方法”をご理解いただけたかと思います。
利用される場合は、しっかりとリスクを考えてからにしましょう。
下記に、各仮想通貨プロジェクトについてまとめています。
ユニスワップで購入できるものもあります。ご参考まで。
↓各仮想通貨プロジェクトを調査しました。
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